INTERVIEW

代表インタビュー INTERVIEW

代表 代表

「オホーツクはまなす牛」を通じて、

紋別エリアに貢献したい。

代表取締役岩城 利浩

株式会社岩城牧場

アイコン
インタビュアー 以前は全く別のお仕事をされているとお聞きしました
「前職は、札幌で介護士をしていました」岩城社長 以前は、札幌で介護士をしていましたが、結婚を機に妻の実家である当牧場に就農しました。 友人も1人もいない土地で、介護というから全く異業種からの就農でしたので、
本気で農業に向き合い、正しい知識と技術を身につけて、認めてもらえるようにと一生懸命に勉強しました。
この土地に来て数多くの経験と学びをさせてもらったので、やはり紋別に貢献したいと思っています。
当牧場は「オホーツクはまなす牛」の生産牧場です。せっかく「オホーツクはまなす牛」というブランド牛を育てているのであれば、
生産者としてプライドを持って本気で牛と向き合い、「オホーツクはまなす牛」のブランドを守り、さらにより良いものにしたい。そして微力ながらも紋別エリアを発信し盛り上げたい。
「オホーツクはまなす牛」を通じて、紋別エリアに貢献していきたいと思っています。
顏
代表
アイコン
インタビュアー 「オホーツクはまなす牛」というのは、どのようなブランド牛なのでしょうか?
「オホーツクはまなす牛には、3つの特徴があります」岩城社長 「オホーツクはまなす牛」とは、紋別市・滝上町の肥育農家6戸限定で生産しているブランド牛です。
遠軽町のスーパー・精肉店や関西方面のスーパーに出荷されています。 「オホーツクはまなす牛」の特徴は育成方法にあります。
1つめの特徴は「一貫生産」です。生後数週間程度のヌレ仔から出荷まで同じ牧場で丁寧に育てるという「一貫生産」にこだわっています。牛の移動のストレスを最小限にしています。
また、生後間もない頃から一頭一頭にあわせた丁寧な育成が可能になります。仔牛からいきなり群管理する牧場もありますが、当牧場では、手間はかかりますがハッチで一頭一頭を個別管理し、成長が遅い場合は、ハッチの期間を延長するなどして、愛情を持って丁寧に育てています。 作業風景 2つめの特徴は、海草「アルギット」などを成分とする『アルギフローラ』を飼料に添加しています。海草「アルギット」は、食物繊維が豊富で代謝を促進し、解毒作用があり、牛の安心安全で健康的な成長に役立っています。 作業風景 3つめの特徴は、牛の敷料に「おが屑」を使用しています。間伐材や木材加工等から作られたおが屑を有効活用しています。おが屑は「衝撃の吸収」「通気性の向上」、木材の香りによる「ストレスの低減」の効果があります。また、排泄物とおが屑を発酵・熟成させ堆肥とし使用することで、循環型農業への取組みも行っています。 作業風景 この3つの特徴を守るためには、確かに手間はかかります。その手間を惜しまず、1つ1つのことを丁寧に行い、基本に忠実であることがブランドを守ることにつながります。
顏
作業風景
アイコン
インタビュアー 「オホーツクはまなす牛」の育成以外の事業もしているのでしょうか?
「乳牛を育成する預託育成牧場の取組みもしています」岩城社長 数年前から、生後数か月の子牛を預かって育成をして、酪農家さんにお返しするという預託育成牧場としての取組みもしています。
ハマナス牛の育成とは餌もかわりますので大変な部分もありますが、コレも地域への貢献、酪農家さんへのサポートになればとの思いではじめました。
今では約400頭の乳牛を育成しています。 スタッフ
顏
アイコンインタビュアー 感想
「紋別へ恩返ししたい」という言葉を何度も発していた岩城社長。紋別エリアが地元ではない岩城社長だからこそ感じる紋別への熱い思いと、「オホーツクはまなす牛」という全国で6軒の農家しか生産できないブランド牛へのコダワリとプライドを感じました。
忙しい中、笑顔でご対応いただきありがとうございました!
「オホーツクはまなす牛」を通じて紋別を発信していきたい!という岩城社長の思いと、日々の愚直な取組みを目の当たりにさせていただきました!

お問い合わせCONTACT

牛 スタッフ 装飾 装飾